オーロラ フィンランドの森から

手芸の国、サウナの国

2月から3月にかけてのフィンランド。
春に向かって少しずつ日照時間が長くなってはくるものの、昼間の時間はまだまだ短く、雪の日が続くことも多い時期です。長い時間を家の中で楽しく過ごすためでしょう、フィンランドでは手芸がとても盛んです。
ブーツの中にはみんな必ずと言っていいほど、毛糸の靴下を履きます。例えば、その靴下を手編みで作るのです。編み物以外にも羊毛フェルトやかぎ針編み、機織りなども人気があります。

ルイユ Ryijy フィンランドの森から
ルイユ Ryijy
同系色の毛糸のグラデーションで花の立体感を表現してみました。
市販のキットを使いましたが、素敵な仕上がりでしょう?
様々なヴァリエーションが広がる手芸の中でも特別な一つを挙げるなら、Ryijy(ルイユ)という毛糸を使った織り物に決まりです。友達の家に遊びに行った時、壁に飾られたルイユにひと目惚れしたのです。色とりどりの長い毛糸が麻に織り込まれ、毛糸の暖かさがルイユならではの優しい雰囲気を醸し出しています。

早速自分でも作り始めました。ルイユのサイズは多様で、大きいものは一辺が1、2メートルというものもありますが、私はまず一辺が30センチくらいのものから挑戦しました。一度始めるとその楽しさに夢中になり、どんどん進めたくなります。でも、時間には限りがあります。小さい子供が起きている時間には集中できませんから、子供のお昼寝中にひらすら織っていました。ルイユを作る家での定位置は、太陽の光と積もった雪の明るさが差し込むキッチンでした。窓のカーテンを開き、目が疲れると眺めた雪が舞う庭先の景色が今でも昨日のことのように目に浮かびます。

ルイユ フィンランドの森から
ルイユ Ryijy
手芸と言えばここ!という手芸店、Taito Shopには何度も通いました。手作りのための素材や材料がずらりと並び、手芸好きには天国のような場所です。その関連施設でVerkaranta(ヴェルカランタ)という工房があり、自分の作りたい物を選んで講師に教えてもらうこともできます。私は子供たちが保育園に通っている時間、時々この工房で幸せな趣味の時間を過ごしました。

さて、フィンランドと言えば、サウナですね。熱した石に水をかけ、その蒸気で室内温度を上げて体を温めます。サウナには季節を問わず入りますが、真冬には健康法の一つとしてAvantouinti(アヴァントウインティ)と呼ばれる寒中水泳(!)を楽しむことも珍しくありません。湖畔にあるサウナで体をしっかり温め、湖の氷を割って作った穴に入るのです。日本ではヒートショックなどと言って急激な寒暖の差にはネガティヴな考えを持つこともありますが、フィンランドでは血行を良くして体調を整える効果があると考えられています。イメージ写真はラウハニエミサウナのサイトでどうぞ。

Rauhaniemen Kansankylpylä(ラウハニエミサウナ)はタンペレにある公共サウナで、一年を通して湖に入ることができます。私は寒中水泳は体験したことはありませんが、ここで真夏にサウナに入り、その後湖で泳ぎました。ポカポカの体を湖の冷たい水が冷やしてくれて、本当に気持ち良く、フィンランドらしい思い出の一つです。タンペレに行く期間があれば、是非体験してみてください。

かまくらと子供達 フィンランドの森から
子供たちとかまくら作り
3月になると雪解けが始まります。年によって気温の変化はまちまちで、3月下旬にこんなかまくらを作った年もありました。フィンランドの雪は水分が少ないなので、手のひらで固めるのも難しいパウダースノー。そのサラサラの雪で特大の雪だるまを作ったりもしました。雪景色のアパートの庭で楽しんだ子供たちとのいい思い出です。
雪だるま作り、そり遊び、スケートなど、小さい子供たちが楽しめるアクティビティがたくさんあるのもフィンランドの冬の魅力です。

雪だるま フィンランドの森から
庭で雪だるま作り
子供の膝の高さまで積もった雪の上でそり遊び。たっぷり積もった雪の上を歩いたり、真っ新な雪の上に寝転んで人の形を作ってみたり…
雪との遊び方はたくさんあります!
スケートリンク フィンランドの森から
タンペレの住まいの近所の陸上競技場を利用したスケートリンクです。
気温が氷点下になると水を撒いてリンクに模様替え。
いつでも誰でも自由に滑れます。

Laskiaispulla フィンランドの森から
ラスキアイスプッラ Laskiaispulla
ちょうど2月から3月にかけて、イースターの7週間前に食べられるLaskiaispulla(ラスキアイスプッラ)と呼ばれる菓子パンがあります。イースターは年によって日にちが異なるため、ラスキアイスプッラを食べる日もその年によって違います。イースターの7週間前のこの日、フィンランドでは丘をソリで滑り降り、ラスキアイスプッラを食べ、豆のスープを飲む習慣があります。
Pulla(プッラ)とは、フィンランドではコーヒーと一緒に食べるパン、日本的に表現すれば菓子パンの総称で、生地には、ほぼ外れることなくカルダモンが入っています。ラスキアイスプッラは、そのカルダモン入りの生地を丸めて焼き上げ、上下半分に切って中にフィリングを詰めます。フィリングには2種類あって、一つはアーモンドペーストとホイップクリーム、もう一つはジャムとホイップクリームです。コーヒーによく合うパンです。大人も子供も大好きなプッラです。

雪解け前のフィンランドの様子を紹介していたら、プッラとコーヒーが恋しくなりました。

草稿: カハヴィラアムリ Kahvila Amuri, 亮子
編集 ・ライティング: LAMPIONAIO, Etsuko

オーロラ フィンランドの森から
ラップランドで見られることが多いオーロラですが、南フィンランドのタンペレでも何度か見られました。
フィンランドの森から

映画上映会「白夜のタンゴ」 by フィンランドの森から @ コーツトカフェ

白夜のタンゴ

2017年3月の “フィンランドの森から(通称:フィン森)”では 、
映画上映会を行います!

いくつかの候補から、今回選んだ映画は…
「白夜のタンゴ」 (原題:Mittsommernachtstango)
公式HP
83分カラー / ドイツ、フィンランド、アルゼンチン / 2013年
映画配給・写真提供:トレノバ

北欧、白夜のフィンランドが舞台のちょっと不思議な音楽&ロードムービーです。アルゼンチンの国民的音楽であるはずの「タンゴ」の起源は、な、なんと!北の果ての国フィンランド、うーん?それが本当かどうかは映画を見てのお楽しみ。

自然豊かなフィンランドの景色を背景に、アルゼンチンからの旅人が出会うシャイで寡黙なフィンランド人たち、そして彼らの暮らし方もこの映画の見所のひとつです。ラテン気質のタンゴミュージシャンたちと、のんびりユーモラスなフィンランド人との掛け合いもおもしろそう。フィンランドならではの、移動式サウナも登場します。バンドネオンの音色とともに、旅しようよ!

◇ 日時:2017年3月8日(水)
  19:00 会場
  20:00 スタート(*映画本編 83分)
  〜21:30頃 終映予定

◇ 会場:コーツトカフェ プラス ショップ
 (東京都 台東区 谷中2-1-11)

◇ 料金:1,000円 + メニューからワンオーダー / 1人

*映画が終わったら、飲みながら、おしゃべりしながら、ゆったりひと時をお過ごし下さい。

水曜日の夜は、早めに用事を終えて、
ご参加ください。
申し込みは、コチラ から
(Meetupのサイトへ移動します)。

あなたの”フィン森”へのジョインと、
イベントへのご参加をお待ちしています!

ご質問やお問い合わせは、
運営:ランピオナイオ
へお願いします。

白夜のタンゴ
フィンランドには湖と森が本当に多い。

白夜のタンゴ
アルゼンチンからやってきたミュージシャンたち。

白夜のタンゴ

フィンランドの人たちも歌います。

白夜のタンゴ

フィンランドのチャールズ・ブロンソン!?ではありません(笑)。

フィンランドの森から

“フィン森” 映画上映会が決定しました!


あなたは映画を見ましたか?

最近は映画館に行かなくなったなぁ…

とか

時間が無いんだよね

見たい時にタイミングが合わないんだ

などの言葉が、聞こえてきました。

うん、それならば、映画を見る機会をつくろうよ!

ということで、
2017年初回の “フィンランドの森から(通称:フィン森)”では 、
映画上映会を行います!

いくつかの候補から、今回選んだ映画は…
「白夜のタンゴ」

北欧、白夜のフィンランドが舞台のちょっと不思議な音楽&ロードムービーです。アルゼンチンの国民的音楽であるはずの「タンゴ」の起源は、な、なんと!北の果ての国フィンランド、うーん?それが本当かどうかは映画を見てのお楽しみ。

自然豊かなフィンランドの景色を背景に、アルゼンチンからの旅人が出会うシャイで寡黙なフィンランド人たち、そして彼らの暮らし方もこの映画の見所のひとつです。ラテン気質のタンゴミュージシャンたちと、のんびりユーモラスなフィンランド人との掛け合いもおもしろそう。フィンランドならではの、移動式サウナも登場します。バンドネオンの音色とともに、旅しようよ!

◇ 日時:2017年3月8日(水)19:00 会場 → 20:00 スタート
  *映画本編 83分 〜21:30頃 終映予定

◇ 会場:コーツトカフェ プラス ショップ
 (東京都 台東区 谷中2-1-11)

◇ 料金:1,000円 + メニューからワンオーダー / 1人

*映画が終わったら、飲みながら、おしゃべりしながら、ゆったりひと時をお過ごし下さい。

水曜日の夜は、早めに用事を終えて、
ふらっと、見に来てください。
申し込みはわすれずに、コチラ から、または ▽ ロゴをクリック
(Meetupのサイトへ移動します)。

フィンランドの森から

あなたの”フィン森”へのジョインと、
イベントへのご参加をお待ちしています!

ご質問やお問い合わせは、
運営:ランピオナイオ
へお願いします。

「白夜のタンゴ」
原題:Mittsommernachtstango(2013)
映画配給・写真提供:トレノバ

白夜のタンゴ
フィンランドには湖と森が本当に多い。

白夜のタンゴ
アルゼンチンからやってきたミュージシャンたち。

白夜のタンゴ

フィンランドの人たちもが歌います。

白夜のタンゴ

フィンランドのチャールズ・ブロンソンではありません(笑)。

凍った湖上の犬ぞり

氷点下の世界

今回は、1月から2月にかけてのフィンランドの様子をご紹介します。

盛大なクリスマスのお祝いが終わると、年越しがやってきます。街の中心部でカウントダウンが行われ花火が上がり活気がありますが、年明けは日本のような賑やかさはなく、2日、3日から仕事始めの人も多く、静かに日常生活が戻ってきます。

氷点下の気温が続きますから、雪の日が多く、積雪量が増えます。日によっては樹氷がきれいに見られ、まさに一面の銀世界です。

雪が降り積もった時でも、早朝から除雪車が街中を走り回り、大雪だからといって公共機関が止まることはなく、日常生活が滞ることはありません。さすが雪国、どんな寒さにも大雪にも負けない仕組みができていることに感心します。

タンペレでのマイホームは集合住宅でした。外気温が下がると自動的に建物全体が暖房で暖められます。外がどんなに冷えても室内の温度は一定に保たれるので、とても快適です。朝目覚めて、「寒い、寒い」と言いながらストーブをつける必要はありません。窓ガラスも2〜3重構造になっていて断熱性が高く、室内はとても暖かいため、薄着でいられます。冬の寒い時期は、日本でも温暖な地方より雪国の室内の方が快適なものですね。

息子が初めて保育園に通い始めた1月のある日、窓の外に取り付けられている温度計を見ると、なんとマイナス25度!外に出るのは気がひける気温です。恐る恐る外へ出てみると、氷点下と一口に言っても、慣れたマイナス10度とマイナス25度との差は歴然、外気に触れている肌に痛みのようなものを感じます。鼻の中の水分が凍ってしまうからでしょう、むずむずしてきます。

さすがにマイナス25度にもなると、保育園でも子供たちは室内で過ごしますが、マイナス10度くらいまでなら、スキーウェアを着て、毛糸の手袋の上にスキーなどに使う厚手のグローブ、雪用のブーツでしっかり防寒して、外で遊びます。防寒着から覗くピンクのほっぺの子供たちは寒くてもいつも元気いっぱいです。

フィンランドの凍った湖を散歩
子供たちと凍った湖上を散歩
冬、外に出る時はいつでもこのスタイルです。

気温の低い、晴れた日に、マットやラグをパンパンと叩いて日なたに干す光景をよく目にしました。

氷点下の温度は殺菌作用があるから、晴れた寒い日に干すのよ。

と、フィンランドの友達が教えてくれました。
低温を活用する生活の知恵も寒い国の特徴を表していると思いませんか?

では、気温の低さを象徴するエピソードをもう一つ。

フィンランドの凍った湖
初めて湖の氷に乗った時

この時期は湖の氷も日増しに厚くなり、氷の上を歩けるくらいの厚さになります。そんなある日、私にも湖の上を歩くチャンスが訪れました。当時、1歳だった長男はベビーカーで昼寝中。まず自分が氷の上に乗って割れないことを確認して、ベビーカーも氷の上に乗せました。あたりには、臆せず湖の真ん中を歩く人々もいます。
氷は割れません!
こんなに大量の水をカチコチに凍らせてしまうフィンランドの冬の寒さに驚ながらも、凍った湖を歩くワクワク感をはっきりと覚えています。

凍った湖を散歩する人と犬
こんなふうに氷の上を歩いたり、氷に穴を開けて釣りをしたりと、フィンランドの冬ならではのアクティビティーをたくさんの人が楽しみます。

私の暮らしていたタンペレの北側にはNäsijärvi(ナシヤルビ)という大きな湖があって、週末には湖を歩くイベントが行われます。岸から数キロ離れたゴール地点に向かって思い思いの散歩を楽しむのです。氷点下とはいえ、太陽の下を一生懸命歩くととてもいい運動になります。ゴール近くに張られたテントで売られるフィンランドのソーセージ Makkara(マッカラ)やドーナツ、コーヒーをお供に、ポカポカに温まった体を休め、この時期にしか見ることのできない湖の中心部からの雪景色を満喫します。

この時期に食べられる焼き菓子で、ルーネベリのタルトという意味の「Runebergin torttu」を紹介しましょう。ルーネベリとはJohan Ludvig Lunebergという19世紀の詩人で、フィンランド国家の作詞をしたことで知られています。ルーネベリの妻が甘い物好きの夫のために作ったのがこのタルト。彼の誕生日の2月5日頃になるとパン屋さんやスーパーマーケットでもたくさん販売され、フィンランド人なら誰もが知っている、みんなが大好きな定番のお菓子です。マフィンのような見かけですが、バターとアーモンドの風味豊かなしっとりとした生地で、上にラズベリージャムが飾られているのが特徴です。

ルーネベリのタルト Runebergin Torttu
ルーネベリのタルト Runebergin Torttu

毎年決まった時期に恒例のお菓子を食べるフィンランド。毎年同じ行事があり、その時期には同じ食べ物がお店に並びます。もちろん日本でも季節に沿った昔からの和菓子がありますが、それ以外に必ずその時に流行っているスイーツがありますね。そんな日本と比べ、食べ物の流行り廃りは顕著ではありません。いつも決まったものを食べるフィンランド。それがフィンランドのスタイルなんだと思います。

比較的温暖な地域で生まれ育った日本人にとって、寒さの厳しいこの時期のフィンランドには新鮮で楽しいものが盛り沢山!

草稿: カハヴィラアムリ Kahvila Amuri, 亮子
編集 ・ライティング: LAMPIONAIO, Etsuko

トントゥ

フィンランドのクリスマスと暮らし

フィンランド語で12月はクリスマス月「ヨウルクウ Joulukuu(Joulu=クリスマス+kuu=月)と呼ぶとおり、12月はクリスマス一色になります。

冬至に向かって日照時間がかなり短くなり、私の住んでいたタンペレという南の街でも、日が出てようやく明るくなるのが午前10時、午後3時には早くも日没です。ところが、真っ白な雪が積もると街の景色が明るくなり、行き交う人たちの気分は一気に華やぎます。

イルミネーションや室内でのキャンドルの明かりをみんな大切にして、クリスマスの訪れを楽しみに待ちます。そして、小さいクリスマス「ピックヨウル Pikkujoulu (Pikku=小さい+joulu=クリスマス)」と呼ばれる友達や職場の仲間が集まってのクリスマス会もあちこちで開かれ始めます。

友達の家にピックヨウル(クリスマス会)に招かれた時のこと、キッチンで料理や片付けをする友達夫婦の様子がとても新鮮でした。夫はキッチンのオマケではありません。パーティの日の晴れ舞台だけに登場したふうでもありません。普段から自然に二人で立ち働いていることが、すんなりとわかりました。

できる人ができる事をできる時にやる。

そんなフィンランドの暮らし。
共働き家庭だから、だけが理由ではないかもしれません。男女問わず、既成の役割イメージにとらわれることなく、家事や育児もパートナー同士で協力し合い、省けることは省いて、子供たちとの時間、家族で過ごす時間を、シンプルな方法で大切にしています。できる人がやるうちに、どちらかに負担が片寄ってしまうこともありません。

料理教室でも紹介しているフィンランドのミルク粥「リーシプーロ Riisipuuro」も、サーモンスープ「ロヒケイット Lohikeitto」も、子供のいるフィンランド人男性から教わりました。男の人も日々の暮らしの中で料理をしているという証拠ですね。

クリスマスイヴこそ内輪の身内だけで過ごしますが、ピックヨウルが続くクリスマス休暇には、「もう一人の親」に会いに行く子供たちもいます。フィンランドは離婚率が高いのです。片親と暮らしている子供も少なくありません。親にはすでに新しいパートナーがいたり、そのパートナーとの間に生まれた子供も一緒に住んでいる場合も。複雑な環境ではありますが、離れていてもお互いの存在を大切にし合い、クリスマスという特別な時期に集まって同じ時間を共にします。

大きな街ではクリスマスパレードが行われ、街の中心部では大きなツリーにイルミネーションが灯されます。寒く暗い時間が長い国の冬は華やかな季節でもあるのです。
クリスマスマーケットでは様々な食材やクリスマスらしい手工芸品の販売が始まり、街全体がクリスマスムードに包まれます。
各家庭のクリスマスツリーは本物のモミの木に飾り付けをし、1月6日まで飾ります。

タンペレのクリスマスツリー
タンペレのクリスマスツリー photo by Kahvila Amuri

日本の大晦日さながら、クリスマスイブの午後になるとほとんどのお店が閉まり、公共の交通機関も止まり、街が静まり返ります。人々は教会のミサに参列したり、自宅やコテージでクリスマスサウナに入ったりして大切な家族との時間を過ごします。子供たちが楽しみにしているのは、やはりサンタクロースからのプレゼント。フィンランドのサンタさんは子供たちが起きている時間に玄関から入って来て、

「良い子はいるかな?」

と言って、プレゼントを渡してくれます。

サンタクロースはラップランドの山奥でトナカイやクリスマストントゥと呼ばれる妖精の小人たちと一緒に生活していると言われています。トントゥ tonttu は日頃からサンタさんの手伝いをしていて、子供たちが良い子でいるか物陰からそっと見守ったり、クリスマスプレゼントの準備をしてくれてるんですよ。

トントゥ
サンタクロースの手伝いをする森の妖精「トントゥ tonttu」photo by Kahvila Amuri

フィンランドのクリスマス料理もここでご紹介しましょう。

ピパルカック カハビラアムリ Piparkakku Kahvilaamuri
ピパルカック @ カハビラアムリ ポップアップ料理教室
塩漬けにした豚肉にスパイスをまぶしてオーブンで焼き上げたクリスマスハム「ヨウルキンク Joulukinkku」、赤かぶや人参を使った彩り鮮やかなサラダ「ロッソリ Rosolli」、ラーティッコ Laatikkoと呼ばれる根菜類のキャセロール、ダークシロップやスパイスを使ったほんのり甘いクリスマスパン「ヨウルリンプ Joululimppu」などです。

コーヒータイムにはジンジャーブレッド「ピパルカック Piparkakku」や、クリスマスパイ「ヨウルトルトゥ Joulutorttu」を楽しみます。

そして、飲み物で欠かせないのがシナモンやカルダモンの風味豊かなホットワイン「グロギ Glögi」。スライスアーモンドやレーズンを入れて飲むのも特徴です。大人はウォッカ入りのグロギを飲みますが、子供たちも楽しめるように、ノンアルコールで仕上げることもあります。ウォッカ入りのグロギは体がとても温まり、寒い国の冬の飲み物らしさを感じます。

また、クリスマスの朝によく食べられるのが「リーシプーロ Riisipuuro」というミルク粥です。お米を牛乳でじっくり1時間程煮て、プルーンなどのドライフルーツで作った甘いシロップをかけて頂きます。

ヨウルキンク Joulukinkku
クリスマスハム「ヨウルキンク Joulukinkku by Kahvila Amuri
クリスマス料理は全て手作りする家庭もありますが、ハムもサラダもキャセロールも、市場やスーパーマーケットでも売られていますから、思い思いの準備の仕方でクリスマスを迎えられるのです。

普段の食事だけでなく暮らし全てに言えることですが、何に時間をかけるか、何を大切にするかは、家庭によってそれぞれです。「こうあらねばならぬ」を基準にして暮らしている人たちは私の周りにはいなかったように思います。

スーパーマーケットには便利なお惣菜がたくさん揃っていて、忙しい平日は出来合いのものを利用したり、簡単なスープを作る程度で食事の準備の負担を軽くして、時間のある週末にしっかりと料理するというような、リズム感あるスタイルを自然に取り入れています。

できる人ができる事をできる時にやる。

共働きで忙しくても、料理でも家事でも、できるときにはするのは楽しいこと。難しいときには無理せず簡単に。

家族や友達と和やかな時間を過ごす一年で最も大切なお祝い、クリスマスは26日まで続きます。

タンペレのクリスマスパレード
タンペレのクリスマスパレード photo by Kahvila Amuri

草稿: カハヴィラアムリ Kahvila Amuri, 亮子
編集 ・ライティング: LAMPIONAIO, Etsuko

白夜のタンゴ

「白夜のタンゴ」上映会

2017年2月10日(金) に予定していた上映会(下記)は、告知した内容での開催が難しくなり、延期することにしました。
既にお申し込みいただいたみなさん、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

みんなで楽しみたい映画なので、中止ではなく、延期とします。
開催日程をあらためて設定してご案内する予定です。
2016/12/26
Etsuko


フィンランドがタンゴの生誕地?
そんなトンチンカンなことってある?

真実を確かめようとするパッションと行動力はフィンランドの森からのチャレンジ精神と通ずるところがあるかもしれません。
「フィンランドの森から 2016」では企画の中に含まなかった、音楽とダンスという要素が、また新たな楽しみを吹き込むはず。

ラテン気質のアルゼンチン人のタンゴミュージシャンたちと、のんびりとしてユーモラスなフィンランド人との掛け合いもおもしろそう。

そして、映画を見た後は、コーヒーでも飲みながら、おしゃべりしながら、ゆったりひと時コーヒータイム。

映画くらい、ふらっと寄って見たいよ

「白夜のタンゴ」配給: トレノバ

白夜のタンゴ
白夜のタンゴ
白夜のタンゴ
白夜のタンゴ

フィンランドの森から

白夜のタンゴ

「フィンランドの森から」の続く企画は、映画上映会第二弾。
2014年11月に公開された、ドイツ、フィンランド、アルゼンチンの合作映画「白夜のタンゴ」の上映会の実現へ向けて準備を始めました。

フィンランドがタンゴの生誕地ぃっ?

そんなトンチンカンなことってある?

真実を確かめようとするパッションと行動力はフィンランドの森からのチャレンジと通ずるものがあるかもしれません。

フィンランドの森から 2016では企画の中に含まなかった音楽とダンスという要素がまた、新たな楽しみを吹き込むはず。

参加申し込み受付までのニュースをお楽しみに。

フィンランドの森から 植竹淳

植竹淳さんは北極圏も、赤道までも調査に行きます

トークイベントは終了しました。


2016/11/2(水) のトークイベントの準備のために、植竹さんに連絡をしたら…

ケニアの氷河の調査から戻ってきました。

北極圏の微生物を現地調査すれば、赤道直下に調査へ行くこともあるわけです。

小さな小さな微生物が気づかせてくれる、壮大な地球環境の広がり。それをまた、植竹さんのような研究者が伝えてくれます。

トーク、楽しみですね!

植竹淳
クリックすると「データ中心科学 リサーチコモンズ」内のページへリンクします。

セクトデザイン sns キャンペーン!

キャンペーンは終了しました。


Petite 4600, 4620, 4630 Secto Design
ネットストア セクトデザイン sns キャンペーン with プテイット
フィンランドの森からのイベント期間はセクトデザイン ポップアップ・ショーケースの展示期間。

そして、「セクトデザイン sns キャンペーン」期間です!
展示会場でネットストアヘアクセスして、そのままご注文いただくことも可能です。

対象製品は、ランピオナイオ ネットストアでご注文いただけるセクトデザインの全アイテム。もちろん新製品「プティット」も含みます。

詳しくはランピオナイオ ネットストアのWhat’s Newで。

365日のシンプルライフ

「365日のシンプルラ­イフ」チャリティ上映会 11/3(木) 14:00〜

チャリティ上映会は終了しました。


365日のシンプルライフ Tavarataivas
365日のシンプルライフ
Tavarataivas オフィシャルサイト
フィンランド映画「365日のシンプルライフ」は、人生で大切なものを見つけ出す365日の物語。2013年の公開ながら、今も注目を集めています。あなたが本当に大切なものを見つけるヒントがここにあるかもしれません!

文化の日、11/3(木) の上映は「フィンランドの森から 2016」の期間中のコンテンツとして、今回限りの自主上映です。どうぞお見逃しなく!フィランド製の木製ランプの下、ホテルのラウンジエリアで、ゆっくりくつろいで楽しみましょう。
谷根千エリアの散策とともに、上映会に参加しませんか?

参加申し込み受付は終了しました。*先着順30名まで

当日は、自然野菜、ナチュラルフードや毎日の暮らしを彩るグリーンなどの販売が行われる「THE GREEN HOTEL’S MARKET」も併催されています。

▼ 「365日のシンプルライフ」上映会情報

  • 受付開始:14:00 → 上映開始:14:15
  • 参加費:500円/人
    ☞ 自然環境保護に貢献するビジネスの奨励を目的とする非営利団体「1% for the Planet(ワンパーセント・フォー・ザ・プラネット)」へ全額寄付します。
  • 会場:Hotel Graphy Nezu

参加申し込み受付も終了しました。*先着順30名まで

主催:ランピオナイオ株式会社

【365日のシンプルライフ】
提供・配給:パンドラ+kinologue
(c)Unikino 2013