どんな国でも、その国をイメージするものがあるもの。
さて、フィンランドの食べ物は…?
亮子さんが紹介してくれたものもありますが、カレリアパイ(karjalanpiirakka)とエビのオープンサンド(katkarapuleipä)は定番の食べ物の代表格でしょう。
イタリア、フランス、スペイン、マグレブ諸国、中近東の国々などの地中海地域の華やかな食材のバリーエーションと比べたら、フィンランドやその他の北欧の国々の食べ物はおとなしく映りますが、いつでも安心の定番があるのです。
あれかこれかと選べる楽しみも嬉しい一方、「これで充分」と感じる幸せもまた価値があります。
フィンランドの当たり前の、ドイツパンよりもずっとずっとすーっぱいライ麦パン。
日本の炊きたての白いご飯のおいしさが外国ではなかなか味わえないのと同じように、フィンランドのライ麦パンもフィンランドにいてこそ。
それでも。
日本に持って帰って冷凍しておいて、温め直してお刺身を乗せて食べるととってもおいしい。ライ麦の酸味がお醤油、わさびともバッチリ。:)